私(落合)は2021年秋から2024年秋までの4期、授業担当講師として立命館大学情報理工学部で講義を担当しました。概要は次です:
- PBL = Project Based Learning:提示さdれた課題を解決するプロジェクトをいくつかのチームに分かれて進めていく形式
- 秋期15回×3時間(週1回2コマ連続)=45時間
- 学生は2年生で20~30名くらい、ほとんどが留学生か帰国子女で、授業はすべて英語
- 課題はあるターゲット層を集客できるウェブサイト/サービスをフロントエンドだけで構築
- 3チームに分かれそれぞれサイトを構築、最も集客力のありそうなサイトを構築したチームが優勝
- 座学、チーム分け、キックオフミーティング、2回のプレゼン、最優秀チームを決める投票
大学での授業は初めて、講義はすべて英語、授業内容は自分で白紙状態から企画、コロナ禍で一部リモート参加のハイブリッド授業、といくつものチャレンジがありました。私は海外在住の経験がなく英語の学習と言えば受験勉強とオンライン英会話くらいでした。初回の講義ではかなり緊張したため準備しておいた英語表現はほとんど使えず、スライドに書かれた英語にとにかく頼る状況でした。さらに、電源コードを忘れたために授業途中でノートPCが落ちる、といった失態までやらかしました。びわこ・くさつキャンパスからの帰路のバスの中での暗澹たる気持ちは今でも鮮明に思い出せます。
しかし、たいへん有難いことに学生はみな積極的かつ協力的で、チームワークを発揮しながらプロジェクトを楽しんでくれました。いろいろな国(アジア圏が多かったです)から来た学生たちですが、クラスのとてもフレンドリーでよい雰囲気にも助けられ、最後まで授業を進めることができました。
英会話については以下のような感想を持ちました。
- 外国語会話はやはり「逃げられない」環境で力が付く、と実感しました。
- 文法などの知識よりも伝えようとする熱意のほうがコミュニケーションには大切と痛感しました。
- スピーキングは準備ができるので、割と早い段階で困らない程度に向上しました。
- 一方、リスニングはなかなか上達しませんでした。自分が話せる(使える)表現は聞き取れるのですが、知っているだけの(読めるけど使えない)表現は意味が取れないことが多かったです。
講義では WordPress をベースとした専用のポータルサイトを用意しました。次のような機能をすべてオリジナルテーマで構築しました。WordPress のユーザー管理、投稿やコメント機能がうまくマッチして短期間でうまく実装できました。
- チームのメンバー管理
- 授業の資料配布
- プロジェクト進行中のリソース共有
- プレゼンのコメント投稿
- 最優秀チームを決めるための投票機能
思わぬ気づきだったのですが、私はどうやら技術的なレクチャーをすることがかなり好きなようです。講義の準備や実施は時間的にかなりの負担でしたが、最初の数回を除き、毎週学生に会ってプロジェクトを進めるのがとても楽しかったです。思えば、学生時の塾講師、会社員時代のセミナー企画などでも、心より楽しんで準備やレクチャーをしていました。誰かに分かりやすく説明することや気づきを与えることにやりがいを感じています。
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